2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
○矢上委員 河川法を本法として、特例法で特定多目的ダム法があるという解釈ですけれども、ちょっと一つお聞きしたいのは、新しいダム計画を仮に作ったと仮定すると、平成九年の環境影響評価法の成立から後になりますから、環境アセス法そのものの適用の対象案件となるのか、若しくは、球磨川流域全体の総合整備計画がありますから、その総合整備計画の一つの選択肢として、ダム本体の着工された時期がいつなのかということが例えば
○矢上委員 河川法を本法として、特例法で特定多目的ダム法があるという解釈ですけれども、ちょっと一つお聞きしたいのは、新しいダム計画を仮に作ったと仮定すると、平成九年の環境影響評価法の成立から後になりますから、環境アセス法そのものの適用の対象案件となるのか、若しくは、球磨川流域全体の総合整備計画がありますから、その総合整備計画の一つの選択肢として、ダム本体の着工された時期がいつなのかということが例えば
このダム計画に体を張って反対してきた山形県の内水面漁業、とりわけ自県産のアユを親とした種苗生産に最も貢献した沼沢勝善前漁業組合長を自死に追い込んだ山形県水産行政と、そして沼沢前組合長が清流に殉死されたことについて、長官の御所見を伺います。
「現場に砂防ダム計画」というものがあったんですけれども、これは八木地区ですね、実は、九基予定しておるけれども完成しておるものが一つもなかったと。国は危険性というものを認識していたにもかかわらず、しっかりとこの体制ができていなかったというようなこれ記事がございます。それで、砂防ダムの重要性については改めて申し上げることもないと思います。
平成二十二年度から国交省で進めておられます、このダム計画の予断なき再検証、事実関係として今どのような状況になっているのか、御報告をお願いします。
○小野次郎君 伺いますが、八ツ場ダムを始め建設が再開される未竣工のダム、三年前には採算性等を再検証するとたしかそのときの国交大臣はおっしゃっていたと思いますが、そのし直した結果、ダム計画のうちで建設再開が決まったダムの数と予算総額の規模を国交大臣にお伺いしたいと思います。
○大河原雅子君 特ダム法に基づく手続というものでも、なかなか見直すということについて、例えば、再評価の委員会等でも一つ一つ丁寧に細かくやってきたとおっしゃっているんですが、その実、新たな知見ですとか、あるいは当初からダムについては地盤について非常に住民の方たちがよく御存じで、この辺は適切な場所じゃないよというダム計画、全国に見られるわけです。
球磨川の治水対策につきましては、平成二十年九月に熊本県知事が川辺川ダム計画につきまして白紙撤回するとの意向を表明したことを受けまして、平成二十一年一月から、ダムによらない治水を検討する場を熊本県と共同設置いたしまして、流域内の十二市町村の参加のもと、これまでに計十一回の会議を通じて議論を重ねてまいりました。
例えば、メコン川一つ取っても、メコン川の上流は中国ですけれども、現在中国に十五のダム計画があります。あれ、真面目に中国がやってしまうと、下の五か国、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムは完全な水の属国になってしまうわけです。アメリカの国会はダムを造るなという中国にメッセージを送っています。日本は何もやらない。
そういったものを確認をしていく技術というものも進んできたので、古いダム計画ほどその地質や地すべりの影響、そういったものをしっかりと確認をする、そういう段階に来ていると思うんです。地震の震度も、今回の東日本大震災の震度はこれまで以上の大きな最大のものでございますから、これに対応した、対応できる、そういうものでなければなりませんのに、そこは新しい基準ということにはなっておりません。
だから、基本方針に立ち戻らずに、整備計画というあいまいな、二十年か三十年先までにどうしましょうかなんていうことを前提にダム計画を作るなんてことはあり得ないんですね。まさに、全体を眺めた上で、システムとしてこの整備計画がいいのかどうか、基本方針がいいのかどうかという観点からしか見れないんですよ。
そこでダム計画というのが出てくるんです。ダムや遊水地、どこかにためるしかないぞということでダムが出てくるから、ダム要らないといったらその計画論ができないし、また、例えば一度こうやって計画しても、とんでもない雨が降ったりするんです。この間、奄美大島で降りましたね。あれ多分、今までの川を倍ぐらい広げたって流れません。それぐらいの雨が降るんです。
○脇雅史君 そこまで言うのなら原点に返って申し上げるしかないんですが、本当の意味で今まで作ってこられたダム計画、治水計画が最善かどうか分からない、もう一回検討してみましょうと。検討する、検証するということをやめろということを私は申し上げる気はありません。もっといい知恵があるかもしれない、そういう謙虚な気持ちがあっていいと思う。 しかし、そうであるとするならば、手段を尽くさなければなりませんね。
今ある実際の施設をその二十年、三十年ぐらいの間にどういう順序でやっていきますかという計画の中で、ダム計画そのものなんか入らないんですよ、ダムは百年確率とか二百年確率でやっているんですから。だから、このことを併せるような検証というのはあり得ない。
○松野信夫君 それで、具体的にダム計画について御質問したいと思うんです。 私も弁護士としてダム問題いろいろかかわってきました。実際にダム計画、河川整備計画は、その前の段階にいわゆる河川整備基本方針というものが定められるようになっているわけですね、各河川ごとに。
○嶋津参考人 八ツ場ダム予定地を初めダム予定地の人たちは、かつては反対であっても、今はダム計画を前提として将来の生活設計をされているわけですね。ですから、中止に当たっては、同じように、ダム中止後も生活再建ができるようにその補償をする必要があります。 今おっしゃった個人補償も当然のことでありまして、今までそういう例がないというのはあるかもしれませんけれども、これは必須のことであります。
ところで、最後に虫明参考人にでございますが、虫明参考人はさまざまな御著書の中で、必要性が高いと認められているダム計画に対して、代替案を示すこともなく、ダム本体着工前の計画を中止するのは行政としていかがかということをおっしゃっております。 この点に関して言いますと、必要性が高いと認められているダム計画が、この場合、六十年も長年にわたって建設が、完成どころか着工もしておりません。
責任問題に関しては、多分に、ダム計画に当たった公務員の責任問題ということで、責任逃れのためにそういう主張がなされておって、そもそもダム計画というのはこういうものだという主張がされているわけではないと思うんですけれども、結果として非常に無責任なダム計画がまかり通っているということは、事実として認めなければいけないだろうというぐあいには思います。
また、これは新聞の紙面でありますけれども、「続いて水没五地区の代表や町議ら十二人が、長年の反対闘争を経て「苦渋の決断」としてダム計画を受け入れ、ダム湖を前提に生活再建を考えてきた地元の歴史を説明。「ダムが中止になれば水泡に帰す」「もう苦しめないでほしい。一刻も早くダムを完成させてほしい」」こういう切実な声があったというふうにお聞きしております。
それで、先ほどの、ダム計画をとめる、それに伴って何らかの補償措置が必要で、法律をもとにした財政措置が必要となってくる、このことは川辺川ダムを具体的な事例として考えていきたいという話でありますけれども、時期的には今国会は難しいというおっしゃり方をしておられたかと思うんですが、いつぐらいというお考えでありましょうか。
こうした時代を経て、しかし、その後、さまざまな災害あるいは首都圏における生活水の問題等々、さまざまな議論が行われて、地元の方々としては、流域の何千万という方々の生命とか財産にかかわる問題であるならば、さらには生活がかかっているのであるならば、我々は、みんなのために、多くの方々のために自分たちを犠牲にしてこのダム計画について前向きに考えていかなければいけないのではないか、そうした苦渋の判断をされたという
前原さんは会見で、国が補助金を出す都道府県のダム計画に特段私から異論を申し上げることはない、ダム建設の入札手続をやめてくれというようなことを私どもから申し上げるつもりはございませんというふうに述べられております。今の御答弁もそれに沿った形かと思います。 しかし、国のダムだけでなく、例えば香川県の小豆島には内海ダムという計画もございます。
突然のダム計画の方針転換で地元が混乱しているというのが実態でございます。地元の皆さんは、知事がかわるたびにダムの方針が変わるのではないかと、疑心暗鬼、行政不信と怒りが募っておるのでございます。県営ダムとはいえ、五割の国費が投入されます。 そこで、河川局長にお尋ねをしたいのでありますが、この大戸川ダムの本体工事の凍結、そして芹谷ダムの中止という判断をした理由をお聞かせ願いたいと思います。
現在、二つのダム計画が凍結、中止という結果、県や地元の皆さんとの溝は深まるばかりでございます。こんな事態に対して、大臣はどんなお考え、見解を持っておられるのか、お伺いをいたします。
こういう流れでありますので、大臣、私は、住民の皆さんの声がこれだけ明らかに出てきているところでありますので、今ここで決断していただくべきは、やはりダム計画を一回白紙、見直していただいて、そして、ダムによらない形での治水をまず行っていくんだというふうに考えを直していただきたい。そうすべきではないかというふうなことを申し述べさせていただきたいし、それに対する御所見もいただきたい。
本来であれば、それはオリンピックに必要ならばその橋は橋の予算としてきちんと設けるべきなのを、眠っていたダム計画というものをやおら復活させて、そして治水が必要だと思っている人たちがいるのに、天井川の改修も行われないままダムを造るまで待っていてくださいということは、この形では、やはり御代の代から続いた治水ということ、まさに河川局の仕事というものが、河川局自らが天動説といいますか、ではなく、地動説として変
すると、やはり、多くの方々に、皆さんに御理解いただく方法、私が知事のときに、実は諏訪湖に流れ込む下諏訪ダムというのが計画されていた砥川という川、そして上川と呼ばれる蓼科ダムというダムが計画されていた場所に関して、この二つのダム計画を当面棚上げをして、そして二十年という中で流域の整備計画を御一緒に作ろうということで、これ有り難くも関東地方整備局からこうした中での流域整備の計画を認めていただいて、現在行
金子大臣、ダムの問題は去年から随分とこの八ツ場ダムも含めて問題になっておりますし、自治体の首長が利水から撤退をすると、ダム計画から撤退すると言っております。 タスクフォースの設置というのをなさっておりますけれども、何でしょうか。